「男性に勝つ」ではなく「女性を救う!」

社会人を何年も続ける中で、大きく意識が変わってきたことがあります。
大学の時は男子と一緒に部活をやってきて、何倍も努力してやっと認められる状況だったので、「男子には負けたくない」という気持ちが強かった。まぁ「負けず嫌い」は、もともとだけど。


でも、仕事をしていく中で「このままでは男になってしまう!」という危機感が生まれました。一生懸命仕事をしている女性に対して、大変失礼ではあるけれど、「女性にやさしい職場」というのは、必ずしも女性にとって「恵まれている」とは限らないのではないかな。

「男性と平等に権利がある」=「男性と同様に義務もある」
男性と区別なく出世もできるし、大きな仕事も任される。でも、大きな仕事をする男性は、家で嫁が家事・育児を担当してくれている。女性には「嫁」がいない。仕事と家庭の両方を自分が引き受ける・・・という覚悟がなければ、結婚できない。


とはいっても、仕事と家庭を両立させて頑張っている人もいる。そのために「産休や職場復帰後の時短制度」なども整備されている会社が増えてきた。でも、結局、社会の制度が追いついていないから、子どもが熱を出したら、保育園は預かってくれない。それでも仕事が抜けられない時、子どもが犠牲になる。


つまり、女性が男性なみに働くには、「家庭」の有り方を妥協しなければいけない。
でも、バリバリ仕事をこなす男性は、「家庭」の有り方に対する妥協はない。


だから、男性なみに働く時点で、「男性に負けている」のではないかと思った。あくまで自論だけど。


今は家庭もないし、仕事も始めたばかりだから、仕事にかけるパワーを増やすつもりだけど、将来的には、もっとよいバランスで生きていきたい。私は、家庭を大切にできる生き方をしていくつもりです。
その日のために・・・自分のためにも、女性にとって一番良い環境を準備していきたい。